はもさんのお気に入り日記

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『ビリー・リンの永遠の一日』イラク戦争の帰還兵の苦悩を描いた作品、しかし一般公開はされず・・・

「ビリー・リンの永遠の一日」の基本情報

監督: アン・リー

公開日:  2016年11月23日

主演: ジョーアルウィン

点数: 45点

 

2005年、イラク戦争。19歳のビリー・リンはたまたまニュースで味方の危機にたちむかい、銃弾の中に身を投じる姿を報道され、一気にスターダムに。ツアーで全国を回るうちに祖国の人々の歓迎への疑念が生じる。戦地に戻る最終日、ツアー最大の目玉である感謝祭のアメリカンフットボール、ハーフタイムに招かれる。4000万人の視聴者の前に晒されるビリー。そこで戦場の記憶がよみがえる。ラスト12分に及ぶフラッシュバックは渾身の出来。

 

イラク戦争を扱った帰還兵の苦悩。戦争とは何か、ヒーローとは何かを扱った作品。とはいっても内容は既視感(デジャブ)なものばかりで展開も退屈。日本人には縁の遠い戦争だったからかも。アメフトのイベントが象徴に使われるのも、アメリカ的だしね。しかし訴えることは理解できた。ある意味日常系の戦争物といえるかも。

ライフオブバイと同じアン・リー監督。こちらも2~3回はみると見えてこないものが見えてくるかもしれませんね。

興行的には評判が悪く、一般公開はされず、ネット配信とDVDのみでの公開となった。

主演のジョーアルウィンは2017年「ベロニカとの記憶」にも出演しています。

 

『アンダーワールド・ビギンズ』ロミオとジュリエットを彷彿とさせるB級ゴシックホラー

アンダーワールド・ビギンズ」の基本情報

監督: パトリック・タトボロス

公開日: 2009年1月23日

主演: マイケル・シーン

点数: 60点

 

 

アンダーワールドシリーズの前日譚。

ビクターが長老としてバンパイアを統治する世界。ライカンの子供としてルシアンが生まれ、戦闘能力に優れたルシアンをビクターは奴隷として手元に置くようになる。そして、ビクターの娘ソーニャとお互い惹かれ合うようになっていく。

ソーニャを守るため掟を破ったルシアンをビクターは殺すことに決定する。ルシアンは城を去ろうとするが、自分を逃がしたためにソーニャがビクターに捕まってしまったことを知り、救出のために仲間とともに城へ戻ろうとする。

決戦の末、ルシアンは敗れ、ソーニャは目の前で太陽に焼かれて死んでしまう。

 

 

イカンストーリーの始まりですね。ヒロインは結局死亡。これが前2作で戦い続けた狼男とバンパイアの因縁と、そっくりのヒロインセリーンに繋がるのですね。前2作はガンアクションでデビルメイクライのようでしたが、今回は完全に剣とゴシックの中世世界、雰囲気的にはシリーズで一番楽しめるかも。

CGも適度に絡んでB級とは言えエンターテイメントとして上出来でした。

ビクターも後日瓜二つのセリーンを殺せず、娘同然として育てているわけで(その結果殺されてしまったわけだけど)ソーニャを愛していたんだろうね。

善悪というのがはっきり分かれていないのがいいところ。

古典的ではありますがロミオとジュリエット風のゴシックホラーというところでしょう。

主演のマイケルシーンは映画「パッセンジャー」でアンドロイドのバーテンダー役や、テレビ映画でブレア元首相役をやったりもしています。

『ライフ・オブ・バイ』少年がトラと漂流生活、動物友情サバイバル映画と思いきや・・・

「ライフ・オブ・バイ」の基本情報 

監督: アン・リー

公開日: 2012年11月21日

主演:  スラージ・シャルマ 

点数: 78点

 

インド映画。成人した主人公の回想から始まる。

パイ・パテル(少年時はスラージ・シャルマ)一家はインドで動物園を経営していたが、政府の援助を打ち切られる関係から、動物たちを売却し、カナダに移住することになる。

貨物船に動物たちを満載したパイ一家は、太平洋上を航行中、嵐に見舞われ船は沈没。ただ一人パイは救命ボートに逃れて一命をとりとめる。ボート上での動物たちの縄張り争いの結果、生き残ったベンガルトラと、パイはたった2人での漂流生活を開始する。その漂流生活は227日間にも及んだ。

メキシコに漂着したパイはトラと別れ、トラはジャングルへと入っていった。回想はここで終わり。。。

 

全編ほぼCG。

美麗で幻想的な光景が続きます。海全体がクラゲで発光する中、巨大なクジラが現れる。無数のミーアキャットがいる浮島(実は人食い植物の島)空全体が稲妻に包まれる大嵐。そしてトラ。まったく馴染まないトラ。なぜか最初にいたシマウマやオランウータンはあっさりいなくなっている。これは夢?

 

その後、回想の中、船の保険会社の社員が現れ、別の話をする。難破した船の救命ボートに動物はのっていなかった。いたのはコックに、日本人船員、パイの母親。

動物の縄張り争いではなく、人間同士の戦いが救命ボートで展開されたのではないかと。

 

なんとも後味が奇妙な映画ですね。映像ではトラとパイしか現れないので、そこから暗喩されるものをみていくしかないのですが。ちなみに、ベンガルトラの名前としてつけられていたのは不自然な男性名「リチャード・パーカー」これはエドガーアランポー原作の小説の登場人物の名前と同じだそうです。海を漂流中に食料が尽きた4人の男が、くじびきでいけにえを決め、その結果仲間に食べられる結果になった哀れな船員の名前と・・・

ラストの独白は蛇足だったような・・・

幻想的な光景で実は裏設定・・の方がよかったような・・・

あのちっとも馴染まない、主人公と縄張り争いをしていたトラの正体とは・・・主人公の少年はボートの上で227日間、何をしていたのか・・・

すくなくとも表題である「トラと漂流した227日」から想像できる内容は完全にブラフでした。

主演のスラージ・シャルマはその後、野球映画「ミリオンダラー・アーム」に出演した後、テリー大学で哲学を学びながら映画にも関わっているようです。

『レイルロード・タイガー』ジャッキー反日コメディ。B級ではあるが中国では記録的大ヒットとか・・・

「レイルロードタイガー」の基本情報 

監督: ディン・シェン

公開日: 2017年6月16日

主演: ジャッキー・チェン

点数: 45点

 

 

第二次世界大戦中の1941年12月・・・台湾と南京を結ぶ鉄道ルート。ジャッキーチェン演じる鉄道職員、マ・ユエンは、日本軍と戦う中国兵士の後を継ぐ形で、ゲリラ部隊を主導。日本軍の物資輸送を阻止するため、鉄橋の爆破作戦を指揮していくことになる。。。

 

とにもかくにも日本が悪者、日本軍が悪者。プロパガンダ映画ですね。とはいえ日本軍の軍人役には池内博之を起用しています。カタコトの兵士も多いけどね・・・ジャッキー映画としては見せ場も少なく、アクションシーンもしょぼい。年なんでしょうかね。

終始中国側も、日本軍側も、コミカルでコメディな演出で物語は進んでいきます。しかしラストに近づくと日本軍との銃撃戦。ここでの血みどろな銃撃戦は前半とはまったく違うので要注意。このラストが中国人に大うけで、記録的大ヒットにつながったと聞くと日本人としては微妙な気分。終始コミカルでもよかったと思うけどね。もう日本中国でいがみあう時代でもないと思うし。

結局、アクションは少なめ。古典的な列車アクションに落ち着く今作。B級なのですが、単なる反日プロパガンダで終わらず、日本軍が池内博之らの名演?でコメディ色を失わなかったのがせめてもの救い。

一度見ればいいかなという感じですね。。。

池内博之は日本人とエルサルバドル人のハーフ。2013年の日中合作映画「スイートハート・チョコレート」に出演以来、中国や香港映画に積極的に出演しています。

『ドクターストレンジ』CGてんこ盛りのマーベルアクション、しかしキャラの魅力はいまひとつ

「ドクターストレンジ」の基本情報 

監督: スコット・デリクソン

公開日: 2016年11月4日

主演: ベネディクト・カンバーバッチ

点数: 54点

 

 

エリート外科医のストレンジ(カンバーバッチ)が突然の交通事故にあい、両手の感覚がマヒ…なんとか外科医の腕と元の生活を取り戻そうと、取り戻そうとチベットのカマー・タージへ…そこで出会った魔術の師である女性、エンシェントワンの教えに従い修行に明け暮れる日々。。

ある日エンシェントワン不在の図書館で、閲覧を禁じられた書物を読んだストレンジ。エンシェントワンが闇の力(暗黒次元)の力を使い長寿を保っていること、そして教え子の自分たちに黙っていることに疑念を噴出させる

そこへ攻めてくる暗黒次元の支配者ドルマムゥとその部下、カエシリウス。激闘の末追い詰められるストレンジ。エンシェントワンにかばわれ九死に一生を得るが、師匠である彼女は戦いの末、命を落としてしまう。思いを託されたストレンジは最終決戦の地へ。

 

 

微妙・・・映像は3Dでとにかくきれい。しかし万華鏡のようで全くリアリティがない。ああまたCGかCGかCGか、、、という連続。ちょくちょくギャグが挟まれるのもね。映画館で圧倒的なエフェクトを体感するだけの映画ですね。。。

そのCGもカット割りが速すぎて、何が起こっているのかがわかりにくい。

マーベルには珍しく裏設定は凝っているようだが、、映画は駆け足でご都合主義の3Dムービーでした。バトルシーンが微妙なんだよね。あれだ、少林サッカーゴールキーパーの彼女。。。太極拳だったかな。背景美術には凝ってるけどバトルは微妙だよね。

ドルマムゥの部下、カエシリウスは悪党にみえるけど、終始寝返るんじゃないかな、味方になるんじゃないかと思ってました。あっさり死んだけどね。日本の原作であれば絶対共闘してましたね。例えば顔の死相が消えて・・・

最終決戦でのドルマムゥのラスボス感もいまひとつ。一体何と戦っていたのだろうか・・・。次回作も今年あるようなのでどれだけ集客するか見ものです。

主演のベネディクト・カンバーバッチは、2010年の「シャーロック」でシャーロックホームズ役のほか、「スタートレック・イントゥザダークネス」で悪役ジョン・ハリソンで有名になりました。

カード発行のキャンペーンについて

 たまにカードの企業というのは入会のサービスキャンペーンといったものをやっているといったことがあります。

 

 このようなキャンペーンというようなものはわざわざ損するといったものではないと思いますので、いくらでも利用するようにした方が良いと思います。クレカといったものはフリーローンと違って持っているだけにしておいて使用しないようにすれば債務を負担することはないでしょう。ですから、前述のような特典付与というようなものをやっている瞬間といったものは前向きに新規申込していくのがよいと思います。もち論様々なクレジットカードというようなものを所有してるからといえむやみやたらと利用してしまってはいけないです。

 

 カードを使用してしまうのは別言すれば現金を借りて買物をしてることになるのです。目的のない負債は無用なものだというようなことを認識すると良いでしょう。ただし仮に持ち合わせがあるケースでもクレカを実用していったほうがいいなどという時もあったりします。といいますのも、クレジットカードを利用した際たいてい特典が与えられることがあるためです。特典等というようなものは貯まってくることにより相当大きいですのでそういったケースは能動的に運用するのがよいかと思います。

 

 それから新規契約販促キャンペーンのほかにも告知された間にはカードポイントが倍増するケースもあります。その好機というものを見逃さないようにしましょう。率というようなものが高いようだと普通使用するよりもサービス値段で品物を購入したことと同じことになってしまうのです。また複数回払いなどにしても利子等と特典分のというようなものを比肩すれば実は得な事例もあったりします。

 

 先のような還元キャンペーン等というものを上手く利用し現金を貯め込んでいくようにしてください。