はもさんのお気に入り日記

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『ドクターストレンジ』CGてんこ盛りのマーベルアクション、しかしキャラの魅力はいまひとつ

「ドクターストレンジ」の基本情報 

監督: スコット・デリクソン

公開日: 2016年11月4日

主演: ベネディクト・カンバーバッチ

点数: 54点

 

 

エリート外科医のストレンジ(カンバーバッチ)が突然の交通事故にあい、両手の感覚がマヒ…なんとか外科医の腕と元の生活を取り戻そうと、取り戻そうとチベットのカマー・タージへ…そこで出会った魔術の師である女性、エンシェントワンの教えに従い修行に明け暮れる日々。。

ある日エンシェントワン不在の図書館で、閲覧を禁じられた書物を読んだストレンジ。エンシェントワンが闇の力(暗黒次元)の力を使い長寿を保っていること、そして教え子の自分たちに黙っていることに疑念を噴出させる

そこへ攻めてくる暗黒次元の支配者ドルマムゥとその部下、カエシリウス。激闘の末追い詰められるストレンジ。エンシェントワンにかばわれ九死に一生を得るが、師匠である彼女は戦いの末、命を落としてしまう。思いを託されたストレンジは最終決戦の地へ。

 

 

微妙・・・映像は3Dでとにかくきれい。しかし万華鏡のようで全くリアリティがない。ああまたCGかCGかCGか、、、という連続。ちょくちょくギャグが挟まれるのもね。映画館で圧倒的なエフェクトを体感するだけの映画ですね。。。

そのCGもカット割りが速すぎて、何が起こっているのかがわかりにくい。

マーベルには珍しく裏設定は凝っているようだが、、映画は駆け足でご都合主義の3Dムービーでした。バトルシーンが微妙なんだよね。あれだ、少林サッカーゴールキーパーの彼女。。。太極拳だったかな。背景美術には凝ってるけどバトルは微妙だよね。

ドルマムゥの部下、カエシリウスは悪党にみえるけど、終始寝返るんじゃないかな、味方になるんじゃないかと思ってました。あっさり死んだけどね。日本の原作であれば絶対共闘してましたね。例えば顔の死相が消えて・・・

最終決戦でのドルマムゥのラスボス感もいまひとつ。一体何と戦っていたのだろうか・・・。次回作も今年あるようなのでどれだけ集客するか見ものです。

主演のベネディクト・カンバーバッチは、2010年の「シャーロック」でシャーロックホームズ役のほか、「スタートレック・イントゥザダークネス」で悪役ジョン・ハリソンで有名になりました。